chirons’s diary

NEWS、テゴマス、山P、ゆるーく書いていきたいと思っています。自分のその時感じたことを忘れないためのblog

テゴマス「砂時計」

歌詞の自分なりの解釈やストーリーを

書いていきます。

単に自分が感じたことを忘れない為のシリーズ。

そしてまたいっとき時間が経ってから聞いた時に解釈が変わるかもしれないから、

残しておきたいな〜と思って書いてます。

 

 

 

テゴマス1stシングル

「ミソスープ」通常版収録曲

テゴマスデビュー前からの楽曲

 

 

「砂時計」
作詞作曲:清水昭男
編曲:川端良征

 

 

直接的な別れの言葉は無かった。
それでも君の気持ちが背中を向けていることに気づいた時、涙がこぼれた。
やがて君は僕の元からいなくなった。

君の歩いていく道と僕の歩いている道は決して交わることのない道。
この道をどんなに歩いても君に会うことは出来ない。
分かっているけど君を探して歩くしか今の僕には出来ない。

君が居なくなってから僕の時間は止まっているようだ。
だが、現実には時間が止まることはなく、
静かに過ぎていく。
砂時計の砂はサラサラと流れ落ちてゆく。

砂時計の砂は君を想った時間。
君と過ごした時間。
笑い合った時間。
幸せだった時間。
今となってはその砂の分だけ痛みが積もる。

砂時計をひっくり返さない限り砂はどんどん積もり、痛みもどんどん積もる。
ひっくり返してしまえば、
君と過ごした時間が戻る訳でもなく、
ただリセットされるだけ。
君との別れを受け入れて、
新しい時間を過ごすとゆう事。
砂が落ちきってしまえば、
時を刻むことは出来ない。
この砂が流れている間は、まだ君のことを想っていていいよね。
背負いきれなくなるまで
痛みを感じていたい。

君が僕の全て。
僕が君の全て。
そう信じて疑わなかった。
これが恋だと。
僕の気持ちも、君の気持ちも、
変わることがあるなんて
思ってもみなかった。
恋と愛は違うとよく言うけれど、
僕らは恋をして、
愛を知らなかったのだろうか。
別れこそが愛だったのだろうか。

砂時計の砂は着々と流れ落ち、
痛みも限界に近づいている。
いっそのこと壊してしまいたい。
そうすれば楽になる。
それでも僕は、それを出来ない。
君を失うことが怖い。
もう失っているのに。

砂時計の最後の一粒は
引っかかっていてもう落ちない。
これで本当に時間は止まってしまった。
君と僕の時間は止まってしまった。
君はきっと、新しい時間を過ごしている。
僕のいない新しい時間。
僕はどうだろう。
引っかかっているこの一粒をどうするか
僕次第なのだ。
さあ、どうする。
ためらうけど、終わりにしよう。
ためらうけど、終わりにしよう。
心の声とは裏腹に、
砂時計に手を伸ばすことが出来ない。
僕はずっと、ためらい続けている。