chirons’s diary

NEWS、テゴマス、山P、ゆるーく書いていきたいと思っています。自分のその時感じたことを忘れないためのblog

テゴマスの青春より[ファンタジア]歌詞の世界を考える。失恋ソングではなくラブソングか。

 

ファンタジア

→ファンタジー:空想、幻想、想像力を表す英単語。ギリシア語「幻想、想像力」を

        由来とする。原義。

        小説をはじめとするフィクションのジャンル。

 幻想曲:器楽曲の一種。ファンタジー、ファンタジア。

 

 

テゴマス 4thアルバム 「テゴマスの青春」より

[ファンタジア]

作詞:森たまき 作曲:小松清人

 

 

秋はセンチメンタルな曲が聴きたくなる。

テゴマスの青春 はリリース日の関係もあって割と冬から春にかけてのイメージだったけど、ファンタジア、タイムマシンとかは秋の要素を感じる。

シャッフルで聞いていた時にファンタジアが流れてきて、程よい強さと切なさで良い!

と改めて思った。

初めて聞いたときは二人のハモりが綺麗でわかりやすく(同じくらいの強さで二人の声が聞こえる感じ)、口ずさむ時に手越パート、増田パートどちらも歌いやすい。

サビでどっちのパートを口ずさむか迷うやつ(笑)

テゴマスの青春のリリースからもう5年は経ったかな?

このアルバムの失恋ソングといえばタイムマシンと思っていたけれど、なんだかんだファンタジアの方がどうしようもなく切ない気持ちになることに気づいた。

 

ライブDVDでの演出が万華鏡の中のようなイメージで。

聴いていると、万華鏡を覗いてくるくる回しているような映像が思い浮かぶ。

タイトルの通り、空想や幻想という言葉に万華鏡の雰囲気はピッタリだと思う。

あの小さな穴から覗く世界だけがキラキラと輝いていて、回すとどんどん景色が変わる。

回していくと、また同じような景色が見えて、また通り過ぎていく。

万華鏡って、ただ可愛い・キラキラ・楽しい おもちゃではない印象。

子どもながらに切なさとか儚さみたいなものも感じていたような気がする。

 

万華鏡の話になってしまいましたが、(笑)

なんとなく万華鏡の世界とファンタジアが重なるなーというだけの事です。

 

増田さんがよく歌う時は

歌詞の中の主人公が自分のパターン、歌詞の中の主人公たちを自分が客観的に見ているパターン、とかいろいろあるっていうような話していたことがある。

このファンタジアはどうなんだろうか。

感情的に歌っている気がするから、自分が主人公なのかな~とか。

テゴマスの曲は手越さんっぽい時と増田さんっぽい時、二人とも想像できる時とあるけど(すごく当たり前の事言ってる気がするw)

ファンタジアはリアルな二人であり得る気がしてる。

アイドルでありながら恋をするという事。

ま、歌詞を見ながらいろいろ考えてみます!

 

 

 

 

 

 

物語のようにはじまりは 何気ない日々の風景で

僕はまるで 無色のページを 色づけてく主役みたい

 

 

この歌いだしの言葉の綺麗さ。

無色のページを色づけてく主役

自分のページの色付けなのか、あなたのページの色付けなのか。

小説や映画の中の二人のように何気ない日々の中で出会った僕とあなた

 

 

虹を渡り はしゃいでみたり 夜空を飛んだり

そんな長い旅の途中であなたと出逢った

 

まっすぐに 恋をして 知ったんだ 唇で

そっと呼吸が溶け合うなんて

 

 

あなたと出逢って、初めて恋をした。

長い旅の途中で出会ったから、これからの旅は一緒に行くはずだったんだよね。

僕とあなたの物語はまだまだ続くはずだったんだよね。

 

 

世界が騒ぎだした あなたを愛したから

せつない胸の痛み 感じてるよ 感じてるよ

あなたの指先は 柔らかなファンタジア

頬に触れるたびにこぼれた

それは涙

 

 

誰かを愛することで自分の世界が騒ぎだす、感情が動くというイメージかな。

あなたの指先は柔らかなファンタジア

柔らかなファンタジアっていう表現がなんかすごいね。

頬に触れるたびにこぼれた涙 もなんか触れられると消えてしまう幻想のような印象を受ける。(夢の中であなたに触れるたびに消えてしまう、目覚めてしまう、みたいな)

僕があなたに触れると、あなたは消えてしまう。

だから涙が流れるのかな。触れてほしいけど、消えてしまう。

ファンタジー要素も感じる。

 

 

物語の最後は必ず 続きを匂わせるけれど

僕に見えるリアルはいつでも 思い通りいかないみたい

 

 

小説の最後は結末を読み手に想像させるような終わり方だったりする。

でも現実は、読み手の数だけ答えがある訳じゃなくて、結末の答えは一つしかない。

そして続きを匂わせることもできない決定的な最期なんだろう。

たとえ始まりが物語のようであっても、結末まで物語のようであるとは限らない。

つまらない、ありきたりな終わり方かもしれない。

 

 

ビルの谷間 交差する人 誰もが欲しがる

愛がどこにあるか教えて サインはないかな

 

 

都会のど真ん中って孤独なイメージがある(田舎者の考えw)

高層ビルの立ち並ぶ場所でたくさんの人が交差する

みんな欲しいものはそれぞれだろうけど、愛が欲しくない人はいない。

どんな形の愛であれ、何かしら求めている。

でもその辺に愛が落ちている訳ではないし、どこにあるか教えてもくれない。

 

 

この声が もう一度 その胸に 届くなら

どんな時空も超えられるのに

 

 

時空を超える事と並ぶくらい、あなたに声を届ける事は困難なこと

 

 

 

世界が時を止めた あなたを失くしたから

今でも夢の続き 探してるよ 探してるよ

あなたの足跡は 鮮やかなファンタジア

消えない輝きを残して

 

 

あなたを愛したら世界は騒ぎだしたけど、あなたを失くした世界は時が止まった。

今でも夢の続き探してる、やっぱり僕とあなたは夢で会ってたのかな。

鮮やかなファンタジア、鮮やかな幻想

ただの幻想より、鮮やかな幻想って切なさが増す。

僕の人生に消えない輝きを残したあなた。

そして、その消えない輝きは鮮やかな幻想。

 

 

 

世界が騒ぎだした あなたを愛したから

せつない胸の痛み 感じてるよ 感じてるよ

あなたの指先は 柔らかなファンタジア

頬に触れるたびにこぼれた

それは涙

 

 

一番のサビの繰り返し

ここに出てくるあなたは鮮やかな幻想のあなたではないかと。

1番サビのあなたは過去の現実のあなた。

最後のは僕が見ている幻想のあなた。

幻想のあなたを愛することでまた世界が騒ぎだす。

柔らかな幻想の指先で僕の頬に触れられるたびに涙がこぼれた。

涙がこぼれたのは僕なのかな。

 

 

 

なんだか、僕はだいぶ重症な人な気がしてきた(笑)

だけど、テゴマスの二人の歌い方に切ないけど希望を感じる部分があるから

ただただ悲しい歌ではなくて。

あなたを愛したことは良かったと捉えている。

あなたとの別れは死別だったのかなと思う。

歌の中にはあまり後悔が感じられなく、あなたを愛していたということが語られている気がする。

そう考えると、失恋ソングではなく、ラブソングか。

あなたを思いながら僕の世界はこれからも時を刻むのだろう。

 

たまに万華鏡を覗いて、鮮やかな幻想を見る。

 

また万華鏡の話に戻ってしまったけど、

私の中でこのイメージになってしまってるから仕方ない(笑)

 

 

f:id:chirons:20191020023347j:image