chirons’s diary

NEWS、テゴマス、山P、ゆるーく書いていきたいと思っています。自分のその時感じたことを忘れないためのblog

加藤シゲアキ「世界」貴様が世界だ。

 

NEWS

10枚目のアルバム『WORLDISTA』

通常版収録の

加藤シゲアキ ソロ曲  「世界」

作詞作曲:加藤シゲアキ

 

 

 

 

この手に情けない生き様を握りしめ

誰にも託せぬ夢ばかり

刃を抱く覚悟はあるのかと

問いながら歌う

 

 

雨音とギターとシゲ。最強コラボ。

今までのシゲのソロ曲からすると

世界観を作りこんでないし、

声もストレート。

だけど、うまく言えないけど、

シゲの声ってそれだけでシゲの世界観。

とくにストレートな声。

 

歌い始めからグッとくる歌詞。

言葉のチョイスはシゲだな〜って感じだった。

でも、共感出来ると思うところも多かったんだよね。

だから、シゲがライナーノーツで自分の歌だと思ってくれたらって書いてたこともあって、なんか嬉しくなった。

シゲの歌だなって印象は強かったけど、自分の歌にもなるって嬉しいなって。

 

私も情けない生き様を大事に握りしめているし、夢に向かって頑張って一つずつクリアして行ってるつもりだけど、逃げ出したくもなる。

だけど、自分の夢は誰かに託せるようなものじゃない。

 

 

黄昏時、帰り道、憧れの記憶

吐き出した息が獣みたいで

手に入れたかった視界の色彩はどこへ

いつしかぐらつくレゾンデートル

 

 

夕暮れ時の帰り道、

そう、だいたい帰り道に憧れや理想を

頭に浮かべてこんなはずじゃなかったと

ため息をつくんだよね。

吐き出した息、寒い時だと白い息が出るから

そんなイメージで聞いてた。

憧れてた未来の自分が見てる景色は

こんなモノクロじゃなかった。

自分の存在価値がぐらついてくる。

 

 

 

振り返るには浅い人生を

愛おしいながらも嘆く毎日

己の熱さを冷やかすなと呟いてる

 

 

もうなんか、シゲだな〜って感じで。

うまく伝えられない(笑)

30歳を越えても、まだ人生の半分も過ぎてない。まだまだ浅い人生。

だけど、まだ何も成しえてない。

だけど、その中で愛おしい瞬間が沢山あった。

熱くなって頑張ることをかっこ悪いと冷やかしていた自分がいたけど、あの時の自分に、冷やかしてなんかいないで、かっこ悪くてもガムシャラにやれよって言いたい。

 

 

 

ざらし 空の向こうに一羽のルリビタキ

一体あれはなんだったのか

半径数メートルさえ距離を保てないまま

強くあれと誓い立てる夜

 

 

ざらし→雨にぬれるまま放っておくこと

ルリビタキ→幸せを呼ぶ青い鳥と言われている。

童話劇に『青い鳥』で幸せの青い鳥を探しに行く場面があり、この青い鳥はハトがモデルと言われているが、ルリビタキも幸せを呼ぶ青い鳥として人気である。

 

ちなみに青いのはオスのようです。

基本的に群れを作らず単独行動をし、

繁殖期だけつがいで行動するらしい。

 

 

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ここはシゲのライナーノーツが詳しく書いてたから、それに勝るものは想像出来ない。

音の後ろにルリビタキの鳴き声のような音が入っている気がする。

すごいね、"絶望の中の一筋の光"

これを情景で表現する感じ。

 

 

どこかで生きてる誰かに悩んで

どこかで生きてる誰かを頼って

どこかで生きてる俺も誰かでどうすりゃいいの

 

 

ここがすごく好き!!

こんなこと加藤さんにしか考えられない!

みたいな感じで思った。

なんとなく、シゲがドラマに出てた

アドラー心理学の「嫌われる勇気」で

人の悩みは全て人間関係だと言ってたのを思い出した。

誰かのことで悩んで、誰かに相談して、、

そもそも自分も誰かの悩みの種で、誰かの頼り、、

延々途切れる事ないループなんだ。

 

 

あぁ たくましさは 倒れた木々のように

再び根付く日まで 願いを込めて

 

 

ここはシゲがライナーノーツで話してた。

木は生命力が強くて、倒れてもまた根をはる。

倒れたとしても、再び根をはるんだ。

それまで願いを込めて歌うよ。

 

 

諦めるにはまだ早すぎるだろう

ひたすらに走れ

求めていたのは愛じゃなかったか

求めていたのは夢じゃなかったか

求めていたのは魂じゃなかったか

 

世界はここにある

 

貴様が世界だ

 

 

 

情けない生き様でも握りしめて、

ひたすらに走れ。

どうせ誰にも託せない夢ばかりだろう?

諦めるにはまだ早すぎるだろう?

ひたすらに走れ。

求めていたのは愛?夢?魂?

ひたすらに走れ。

 

求めよ、さらば与えられん。

(急にプロポーズ大作戦妖精さんの言葉!笑

ちゃんと聖書にある言葉みたいですね)

 

世界はここにある、貴様が世界だ。

 

 

貴方自身の中に貴方だけの世界がある。

 

 

 

 

なんかシゲの歌詞は身を削るような感じがして

痛々しいけど、グッとくるな〜って思うし、

今回の世界は特になんか

シゲのことを全て知ってる訳じゃないけど、表に出てる加藤成亮加藤シゲアキを10年以上見てきて、色々苦悩してるんだろうなって感じながら見てる時もあったから。

その時期を乗り越えて今のシゲがいて、

そこを思うとより愛しく感じるんだよね、シゲ。

年上なのにこんな言い方して申し訳ない(笑)

でも、シゲもきっとそう思ってるから

振り返るには浅い人生を愛おしいと思っているんだろうし、

叶えたい夢は沢山あるけど、まだ叶えきれてなくて嘆くこともある。

その夢は自分でしか叶えられないもんね。

シゲが活躍する度に、くさくさしてた時期の加藤成亮に伝えてあげたいといつも思うんだ。

あの時の加藤成亮がこの世界を聴いたらどう思っただろうね?

そんな想像を膨らませながら、感想を終わりにしたいと思います(笑)

 

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